「黄桃缶詰」交流スペース



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4件の内、新着の記事から10件ずつ表示します。


[7] 常磐誠「明日の世界」

投稿者: みすてぃ 投稿日:2015年12月16日(水)20時22分51秒 211-125-96-224.dynamic.cidr1.kct.ad.jp  通報   返信・引用

常磐誠さんの「明日の世界」について感想を書きます(同作品は『桃缶 創刊号』に寄稿されています)。

 常磐氏に初稿についての感想と総評を述べたので、最終稿が見た所、とくにラストシーンが変わっていた(と思う)ので、それについての感想を述べる。

 この話に、救いのメッセージを持たせることはやはり難しい。殺人、というより人の生死は倫理の問題であり、従って文学作品の中で人の生死に対する「解答」を提示することは不可能である。母の悲痛な叫び声が胸にひびく。僕たち現代人はこの主人公光のように、矛盾・相克した心理状態を誰でも持っているが、それを巧く書きだした作品だと思う。
みすてぃ

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[6] 新嶋樹「アク」について

投稿者: みすてぃ 投稿日:2015年12月16日(水)20時15分50秒 211-125-96-224.dynamic.cidr1.kct.ad.jp  通報   返信・引用

短い感想を書きます。(この作品は「桃缶 創刊号」に寄稿されています)

 「僕」や「俺」といった一人称を指す言葉がない点……主体の喪失でも暗喩しているのだろうか? 確かに、「アク」のなかでは「語り手」が自我をそれほど出すこともなく複数の登場人物の会話や行動を改行なしに縦に縦に羅列していく。この「語り手」が名波と呼ばれる人物であろうことは明白そうなのだが、どうもこれは時間軸が変数として設定されているような、「むちゃくちゃな」語りである。むろんこれは称賛の言葉であり、名波が自身をも非常に遠いところから見ている、そんな「今の」名波を想定してしまう。それはとても遠い場所におり、この「今の名波」は語られる事柄から非常に切り離されたところでたゆたっている。
 「わたしは静かなままでいたい」というアクの最小限の言葉が何度も反復され心地よい。テクストは何回もこの定点にたちかえってくる。過去にいき、しかしまた巻き戻され、早送りされ、そのリモコンスイッチをゆっくり、奇妙な手つきであつかう「今の」名波は、どこか哀しい。

 本小説は、僕の想像力をはるかに超えている。この作品を評価することはできない。できることは、驚愕することだけだ。 みすてぃ

http://http://outoukanzume.wix.com/home#!-/ct2y



[4] 新嶋樹「消灯」

投稿者: みすてぃ 投稿日:2015年 8月 6日(木)23時58分43秒 211-125-96-224.dynamic.cidr1.kct.ad.jp  通報   返信・引用

新嶋樹「消灯」 感想
同人誌HPよりhttp://twibun.jimdo.com/web%E6%96%87%E8%8A%B8%E8%AA%8C%E4%B8%80%E8%A6%A7/li-tweet-2013%E5%86%AC%E5%8F%B7/%E5%B0%8F%E8%AA%AC-%E6%B6%88%E7%81%AF-%E6%96%B0%E5%B6%8B%E6%A8%B9/


 題名のように、今にも消えそうな薄明感のある作品。記憶がランダム(のよう)に手繰り寄せられて、哀しかったりちょっと救いがある話が語られる。
 新嶋が描写するなんとも言えない哀しみは、言語化されて、なお読者の胸を深く突き刺す。どこかで味わったことのある、人生の苦みよりもさらに寒く、寂しく、孤独な感情が、伝わってくる。

エッセイなのか小説なのかは分からない。そしてオチもとくにない。そのあたりが完成度に一つの影をさすところもあろうが、納得の50枚である。



[2] 使い方

投稿者: イコ 投稿日:2015年 8月 3日(月)20時08分34秒 nat07.mable.ne.jp  通報   返信・引用

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